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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

きらくばなし「11号」==特徴ある旅館へ==

▼山の中の一軒家旅館は別として、沢山の旅館が集まる温泉地は運命共同体です。

▼私は若い頃旅館組合の共同企画、共同購買を手掛けたが同じ規模の旅館が揃う温泉地はうらやましかった。宿泊プランを立てるにも物品購入にもすぐ意見がまとまるからでした。

▼引きかえ磐梯熱海温泉ときたら大は千人収容から小は奥さんが一人で切り盛りしている旅館まで、組合としての収入は上げにくかったのです。

▼しかし、似た旅館の集合体温泉地は活性化のため「力をあわせて」のはずが同じお客様の奪い合いとなってしまい。それに気付いた私は11年前、他の旅館では手掛けない分野を目指しました。それが一泊朝食旅館だったのです。

▼色んなタイプの旅館の集合は旅館同士の競合も無く、温泉地の活性化に良いと気付き、磐梯熱海地区内、他旅館にも個性化を目指した専門店化を勧めました。子供は泊めない高額旅館。宴会カラオケの無い旅館。カップルだけの旅館。全館貸切の旅館。と広がりが出てきました。

▼専門店としてのその旅館を利用したお客様は必ず大きな満足があると確信しています。しかし、普通の旅館が専門店に変わる時は大変な勇気が必要です。今までの大事なお客様を捨てなければならない事もあるからです。こんな事を書いたのも、当旅館は喫煙コーナーを設け、禁煙客室導入に踏み切るかと考えて居ます。それは愛煙家を敵に回す事に成るので大いに悩んでいます。
きらくや405号室
PDF版はこちらから元輝新報07年12月号をクリック

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