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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

街こおりやま平成20年9月号その2

●約束は人とするものだと私は思っていた。しかしムサシは散歩をしなかった朝は機嫌が悪く、結局後で散歩の時間を取った。そして、殆ど毎日欠かさず散歩をした。いつの間にか散歩をする約束をさせられたのだ。そしてその約束を確実に守った。おかげで私はしっかり固太りになった。

●保健所に電話で人を咬んだ犬とその処遇に関しての問合せをした。再び他人様に危害を加えては困るとの思いだった。保健所(動物愛護係と言う素敵な名前)の説明で犬は毎週金曜日朝引き取っている事。人を咬んだ犬は狂犬病観察の為2週間は処分できない事を知った。ムサシの寿命は8月8日まで延びた。もっともそう決断した訳ではなかった。

●犬に詳しい近所の小母さんの一言が私に決断させた。「犬に咬ま
れた人がその場で躾けを出来ないから咬む癖を直す事は出来ないん
だよ」と、それから8月8日を別れの朝と決めその日まで1週間、
毎日丁寧に見た。前日には体をきれいにシャンプーしてやった。一
緒に写真も撮った。

●当日は車に乗せ保健所に連れて行った。車中、自然に涙が流れた。何も判らないで後の座席に乗っている。保健所建物の日陰に沢山の檻が並んでいる。手続きを済ませ檻の一つに入れた。一番乗りで良かった。前の犬が居たら決断が鈍ったかもしれない。逃げるように帰って来た。仕事を一生懸命して忘れる努力をした。

●昨日犬小屋に敷いたバスタオルを顔に当ててみた。ムサシの臭い
がする。あれ、昔これに似た事あったなぁ。振られた彼女のハンカ
チを女々しくクンクンしたっけ。

ムサシがウチに来たいきさつはこちらを見てください。

ジャンプするムサシ
ムサシとコジロウ
ムサシのおうち

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