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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

郡山市民オーケストラ。Beethoven No7交響曲

郡山市民オーケストラの演奏会に行った。指揮は客演、本多優之氏。先日の長床での指揮者である。写真を知合いの加藤氏から入手したのでブログを書く。
音楽は聴くもの。しかし音楽会は見るもの、と言うのが私の主張である。
たとえば、この写真、ハープが写っている。従ってこの日のプログラムからして。マイスタージンガーだと判る、てな調子。
郡山市民オーケストラ。第40回定期演奏会
しかし今日は新しい発見があった。指揮者を挟んで左側が1stヴァイオリンの定位置だが、右側はチェロか2ndヴァイオリンだとばかり思っていた。しかし今日は右手の人数が2ndヴァイオリンにしては少ないので「ヴィオラですか?」と私の後ろの席に居た菅野泰寛氏(市民オケメンバー)に聞いた。あっさり「最近はよくある事です」との事。

誰か客席から見てヴィオラとヴァイオリン区別する方法教えて下さい。通常の人にはどうでもよい事であっても音楽会を見に行く私には重要な事です。

コメント一覧

  1. 本多優之

    2009年6月17日

    長いコメントお許しください。

    楽器の大きさが違います。ヴィオラは、ヴァイオリンに比べ、
    一回り大きいのです。第2ヴァイオリンは、第1ヴァイオリンと
    掛け合いや平行した動きが多いので、演奏中に奏者
    の動きを見ながら聴くとわかることもあると思います。

    ところでオーケストラの編成が、今日のようになったのは
    比較的新しいことです。19世紀から20世紀の初めには、
    様々な形態がありました。ドイツでは第2次大戦まで、
    第1ヴァイオリンの隣がチェロ、その隣がヴィオラ、
    右に第2ヴァイオリンで、コントラバスは、チェロの後ろ(舞台の左)、
    または管楽器後方オーケストラの最後列、という配置が一般的で、
    ハープは弦楽器の前のほうに座ることもありました。

    こうした配置は、近年古楽の復活で古典配置と言われて、
    見る機会が多くにりました。
    ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートや、
    ロジャー・ノリントン指揮のシュトゥットガルト放送交響楽団では
    コントラバスが後ろに配置されています。

    また指揮者ラファエル・クーベリックは、伝統的配置を守って
    演奏していました。チェコ・フィルと演奏したスメタナの
    「わが祖国」ではハープが前に陣取っています。

    作曲家が作品を書いた当時の配置で演奏すると、
    現代の配置では聞こえない音やバランスを聴くことができます。

    とくに第2ヴァイオリンを右に配置した場合は、
    第1ヴァイオリンとの掛け合いが、ステレオ効果で
    聴くことができます。

  2. deochan

    2009年6月17日

    演奏者自らのご返事、感激の至りです。

    引用=第2ヴァイオリンは、第1ヴァイオリンと掛け合いや平行した動きが多いので、演奏中に奏者の動きを見ながら聴くとわかる=引用ここまで。

    そこまで音楽知識を持ってなく残念です。

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