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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

便秘のミュウちゃん

街こおりやま平成21年新年号

●みんな一様に「猫の話の方がおもしぇない」と言う。10月〜12月号の老人問題は不評だったようだ。従って正月早々恐縮だが大好きな猫とウンチの話になる。

●11月中旬、ミュウちゃんが再び、肛門の締りが悪くなった。腰をおろすたびに1cm程度の菊のご紋をところかまわずスタンプするようになった。家に帰るとプーンとにおってくる。再び「あのクソだらけの人生の悪夢」の再来か!ママは布団カバーをはがして洗濯、私は床ふきをする。あの丸見えのゲスメドから硬いウンチも顔をのぞかせている。

●そうしているうちに目の前で布団の上に大量のワイン色の小便をした。再び布団カバーをはがして洗濯機へ。布団の上も濡れタオルで拭いて・・。私の部屋に行くと、布団の上が両手で丸を作ったくらいの濡れたシミ。こちらもやられた。掛け布団は取替えたが、フワーッと匂ってくる。まぁ、好きなミュウちゃんだから仕方ないかとそのまま寝床へもぐる。

●翌朝、ミュウちゃんをかごに入れ動物病院へ。先生はおなかを触診しながら「ほら、ごろごろウンチが入っているでしょう。判らない?」更にエコーを当て「これも、これも、これもウンチだよ」と画面を見せる。「この人はベランダから落ちた時の後遺症で馬尾症候群と言ってウンチを出す力が弱くなっているの」先生は動物をいつも《この人》と人間呼ばわりする。「硬い古いウンチの外側を新しいやわらかいのが通って水っぽく出てくるのね。それで肛門がいつも濡れているの」ああ、それが菊のスタンプの原因か。

●「これから、どうするんですか」と私は不安げにたずねる。「全身麻酔でほじりだすから、一旦帰って、又来てください」。という事で猫を預けて家に戻った。再び、夕方動物病院へ。「沢山取れましたよ!」とまるで金鉱脈を掘り当てたように言う「村田さんは見たいでしょう。ちゃんと取って有りますよ」と先生。「どれどれ」それが嚢盆(のうぼん)いっぱいの硬いウンチであった。携帯のカメラでウンチをパチリ。そういえばミュウちゃんは?改めて再会。抱いて「よくがんばったね」とほめてやる。

●しかし、今後に不安が残る、「オシッコの色つきは何でしょう」「あれはウンチで尿道が圧迫されたのね。便秘が治って大丈夫でしょう。それとこの人は固いウンチは押し出す力がないから柔らかくする薬を調節して飲ませて下さい」目安は毎日1CC。多すぎると下痢するからね。」「判りました。お会計お願いします」「ハイ、友達割引で12,600円です」「このぼろ雑巾猫め!、結構金が掛かるなぁ」と心の中で叫ぶ。

●その後は毎日抱いて針なし注射器で口から下剤を飲ませる。その後おなかに手を当て「の」の字、「の」の字を書いてやる。気持ちよさそうにする。ウンチもこまめにチェックする。ミルーキー、ラム、ミュウ三者三様の形状である。とりわけ、ミュウちゃんはヤクルトのように太い、そして長い。生みの苦しみのようだがうっかり下剤の量は多く出来ない。特急列車ではこれまた困る。

●ミュウちゃんのウンチの写真を大きく載せたいが街こおりやまの品位をけがすのであきらめた。興味がある人はきらくやの掲示板に貼って置くので風呂入りに来て見て下さい。忙しい人はインターネットブログに載せるので「ミュウちゃんのウンチ」で検索して下さい。

きらくや

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