私のクラシック音楽の原点がカルメンで有った事をすっかり忘れていて、それを思い出させるゲネプロと本番前練習、本番の2日間でした。
ハバネラを聞くとどこでいつ覚えたのか「そちらが嫌でも♪私は大好き♪」なんて口ずさんでしまっていたのです。
私にとってのカルメンは労音主催の藤原歌劇団の成田絵智子=カルメンと小田清=エスカミーリョだった。小田清氏は安積中60期の大先輩、出来たばかりの体育館に成田絵智子さんを連れて来たのでした。
高橋啓三親分に「その時のドン・ホセは誰だったの?」と聞かれましたが、役柄でうぶで純情なドン・ホセは影が薄かったのか当時高校生の私の記憶から完全欠落です。
今回、小学生が30人ほど参加しましたが、その中に「私も大人に成ったらオペラ歌手になるんだ!」と言う夢を生涯持ち続ける子が生まれたらこの事業は大成功です。