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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

街こおりやま平成21年3月号

●別の文を書いていたが二月一日の「オペラを広める会」カルメンがなんとも楽しかったので急に予定変更。

●音楽好きで無くとも誰でもカルメンの音楽は耳にしている筈である。「歌劇カルメン」としてではなく「カルメン組曲」とかいくつかの「カルメン幻想曲」などから耳にする機会が多いからである。

●本番前に合唱の練習。前日のゲネプロ。当日午前中の練習と都合3回練習をのぞいた。言うなれば料理を食べる前にその下ごしらえやら調理を見に行ったようなものだった。

●1月10日はじめの合唱の練習を見て「これで何とかなるのかなぁ」と不安だった。しかしそれはスケッチの木の枝葉を見てこの絵は何だろうと言うようなものだった。その時指揮者岡部富士夫先生の脇に座りあれこれ注文を出すコレペティトール森島英子さんを知った。私はコレペティはバレーやソロの練習ピアニスト程度に思っていた。しかし、とんでもない。あの岡部先生がまるで指揮のレッスンを付けられている風なのだ。

●本番前の練習をどうしても見たくて1月31日雪の中での本番会場(郡山女子大建学記念大ホール)で押しかけ見学。全員衣装を付けてオーケストラでの総練習。オケは中学生から大人まで。私が行くと小学生の「兵隊さんが来たぞ」練習中。この子達の中に「私大人に成ったらカルメンになるんだ」と考える子供が一人でも出てきたら大成功だと思う。

●そしてカルメン歌手、伊原直子さんのハバネラが聞けると思ったら、鼻歌で流されちゃった。まぁ、本番の楽しみか。

●翌日はミカエラ大倉由紀枝さんが合流して音あわせ、納得行かなく岡部先生もやり直し。大倉さんクラスになると歌手に伴奏を合せて行かなければならなく大変です。

●演奏会形式オペラと言うものの、ちゃんと動きが入る。その指示をエスカミリオ兼務の総監督高橋啓三氏が舞台上のキャストに指示をする。そして森島さんも岡部さんの脇に陣取り負けずに指示を出す。雑用係り石原貴之氏(れっきとしたバリトン歌手なのに)今回
は本番は歌も歌わずてんてこ舞い。

●午前中の練習を終え、私も弁当を頂き、すっかりスタッフの一人に取り込まれた。14時開演なのに 1時間前から人が入り始め10分前にはほぼ満席。

●あわてて客席に戻る。シンバルと共にかの有名な前奏曲。本番はもう怒涛の如く、いっきに流れ、(3週間前のえだはの不安はどこへやら)あっという間にカルメンは終わってしまった。

オペラを広める会「カルメン」。ゲネプロ風景はこちら

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