わたしがイスラム教に興味を持ったのは野町和嘉写真集「メッカ巡礼」を見てからである。
上記写真、圧倒的な数の巡礼者がカアバ神殿の周りを7周するのである。
私はイスラムに興味を持ち、片倉もとこ著「イスラームの日常社会」中村広治郎著「イスラム教入門」などを読んだ。
その後「9.11」が発生し、イスラム教は悪い危険な宗教のような誤解を招く報道がされた。決してイスラムはそんな教えではない事を私は十分知っている。
この日の青山弘之氏の講義「イスラム教とは何か」は大変有意義であった。前半は私が書籍で学んだイスラムの復習。後半が「イスラム原理主義の思考様式」であった。
印象に残った講師の言葉は『ジハードをする事はその人が天国に行ける個人的な事に帰結する』と言う言葉。決して国家の為では無いのだ。
イスラムの思想が身に付くまで勉強を続けたい。本当は入信してメッカ巡礼を果たしたいのだがわたしの人生にその選択は許されない。