その昔、私が磐越西線で岩代熱海⇔郡山を汽車通学していた頃、国鉄職員はなまけ者集団で有った。労働組合が強く、いかにして働かないで金をもらうかだけを考えていたのである。
一つの例、熱海町は梨の特産地で有り、その頃は駅から小荷物で送付した。8月末からの1ケ月はその小荷物が駅窓口に集中する。町内の人が持ち込む梨の箱が半端でなく、窓口では「こんな事をしていたら何時に終わるかわからない」と勝手に3時に閉めてしまった事を私は覚えている。それでもつとまった、そんな時代で有った。
そんな事が国鉄を民営化しなければならない一因だったのであろう。
この日の「JR郡山駅長、鈴木辰雄氏」の話はまさに国鉄職員からJRに変わっての職員の意識改革の話に終始した。
鈴木氏曰く『言われた事をするのは作業。自分の発想を加えて初めて仕事となり。自分の仕事に責任を持つのが企業人です』と
この日は管内で人身事故があり、早い時間に出勤、そのまま駆けつけて頂き、御苦労さまでした。