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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

聴衆を育てよ。『楽都、郡山』

8月21日から23日までの3日間、第37回全国アマチュアオーケストラフェスティバル福島こおりやま大会が開催されました。

私のお目当ては最終日の大ホールでのコンサートでした。バレエ音楽「春の祭典」、アルプス交響曲。ともに170人ものメンバーの5管編成。とても地方都市で生演奏なんてめったに聞かれるものではありません。私は早々にチケットを買い求めたのです。

ところが、その3日ほど前、友人から電話が入りました。「チケットは200枚も売れて居ない、とにかく音楽の好きな人にバラ撒くから確実にくる人にさばいてくれない?」と言う事。わたしは何枚か協力して入場して頂きました。結果は3階以上を高円宮妃殿下のロイヤルボックスに当て。1F2Fで600人ほどは入ったでしょうか。かなりの人は無料で入ったサクラだったのです。

帰りがけ、文化センターのチケット窓口で「このチケットどのくらい売れたの?」との私の答えに総責任者の答え「50枚くらいかなぁ。アハハハ」だって。まるでこんな音楽聞きに来るのよっぽどの物好きと言わんばかり。何とかしてこの音楽会を成功させようとの当事者意識のかけらも無いのです。

私に言わせればこんな人を責任者にして置いて「楽都、郡山」?笑わせるな、と言いたい訳です。クラシック音楽の興行はお客様が不入りでどんどん福島、会津、いわきに逃げて行きます。
一つの原因に郡山市が無料で音楽を聞かせる「水と緑の全国音楽祭」「ふれあいコンサート」があると思います。郡山市民はいつのまにか音楽は無料で聞くものと思ってしまうのではないかと思います。

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