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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

空白の5マイル=角幡唯介著

私は昔は山登り、沢登りをしていました。
今から40年前、米沢から南に吾妻山方面に向かったところに大平温泉に至る大平渓谷を友人二人と都合三人で沢登りしたのです。
距離にして8km位でしたか一日掛かりでした。そして大平温泉滝見屋と言う旅館に一泊しました。滝見屋と言う程ですからその旅館の3階上から70mの高さの滝が張り出す山越しに見えます。
そこからは70mの火焔の滝、30mの剣急の滝、50mのつばくろの滝と続くのだと聞いていました。
翌日はそれらの滝に挑みました。火焔の滝は高さの割に足掛かりが有り難無く乗り越えました。登りきるとすぐ牽牛の滝が目前に迫ります。しかし回りは岩に囲まれその滝を直登する事は出来ません。仕方なく左手の藪に入って高巻きしたのです。何とか直ぐに沢(牽牛の滝の上)に戻りたかったのですが、長いザイルを持って行った訳でもなく降りる事が出来なく降りた先はさも無い、大平渓谷の源流になって居ました。つまり、私達は剣急の滝、つばくろの滝二つを一度に高巻きしてしまったのです。と言う事でつばくろの滝を見ないで終わってしまった訳です。
後でどこで聞いたか、剣急、つばくろの両滝の間に降りるのは非常に難しい、つまりつばくろの滝は文字通り、燕くらいしか見る事が出来ない滝との話でした。

角幡氏の話はまさに『地球規模での空白の5マイル』ですが。

つばくろの滝は私の人生にとって『私的規模での空白の100m』だと思うのです。
もう60代後半になって行く事は出来ないでしょう。

どなたか燕の滝の事を知っている方居ましたら連絡下さい。
火焔の滝の写真を見つけた。

火焔の滝の写真を見つけた。
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