朝3時10分私の携帯が切ってあったために、病院→哲二→私と回って病院からきてくださいと電話があった。3時半に着いた。
3時50分には私夫婦、哲二夫婦、まり子夫婦と菜津子が揃ったところでたまたま宿直だった黒田先生が「それでは死亡診断書には3時50分と書きますよ」と言ってのを受け、私は「分かりました」と答えた。
死亡時間なんてそんなものなんだ。
みんなが居る所で写真を撮ろうと哲二に撮ってもらった。写真の時間は5時5分。1時間も経ったのか。
前日は4月15日で年金支給日でしかも金曜日。財布が空っぽの母は父の預金通帳から殆どを引き出してた。それ翌日の午前3時に父はあの世に行った。なんと劇的なタイミング。
父の死後の預金通帳は数百円。通帳を破棄するのに原戸籍を取ったりなんだりと手間が大変掛かった。
実際この文章を書いたのは7月1日なのだが、死んだ日にあわせておこう。