徳洲会が猪瀬東京都知事に5000万円貸したと言う事が話題に成っている。
私が徳田虎雄氏の話を聞いたのは35年ほど前の事だった。その昔、徳田虎雄氏は子供の頃、鹿児島県徳之島に住んで居た。医療を受けられなかった自分の実弟の急病死が彼を医者の道に向かわせた。鹿児島の離島から大阪に行き阪大医学部を卒業し医者に成る様をJC仲間とうなずきながら聞いたもんだ。
一方、猪瀬氏の話は「日本国の研究」と言う本を書き、官僚主導の日本の政治システムを壊さねばならないと我々福島の旅館業者の前で熱っぽく話した。
私は徳田虎雄も猪瀬直樹も素晴らしい人物と尊敬していたのだが、あれから30年、今回のこの騒ぎ。彼らの初心はどこに行ってしまったのだろう。
偉くは無くても正しく生きる事は大変難しい。