元安積桑野会会長、元日弁連常務理事石川博之氏の葬儀に出席した。
先生には色々世話になり、とても人格者だったので弔辞を聞きに行ったようなものであった。
弔辞は日弁連会長代読の後、葬儀委員長宮本多可夫氏、福島県弁護士会会長大峰仁氏、安藤裕規氏と続いた。いずれも話すのが商売、石川先生との思い出を話し。うち二人が「すわりの良い解決」と言う言葉を使った。
先生のモットーは特に民事の場合原告被告双方が納得できる解決を目指した。それを「すわりの良い解決」というのである。
最後は元矢祭町長根本良一氏の弔辞。あの有名な根本元町長はどんな事を矢祭町では世話になったのだろう、矢祭町にとって「守り本尊のようなお方」と言っていた。
考えれば私は石川先生に調停委員になるように進められたが断ってしまい、ある知人にもったいないと言われた。
ともあれ午後1時の葬儀の弔辞は1時40分から3時まで続いたがそう長く感じなかったのは初めての体験であった。