きらくやの歴史。
理念について。

1949年 紅葉館 開業

紅葉館きらくやの設立当初。
紅葉館の歴史
当旅館は1949年に紅葉館として開店した。団体グループのお客様が減少する事を感じ、1996年秋、板前・客室係の居ないホテルに近いイメージの一泊朝食付き和風B&Bとしてリニューアル開店した。元来の「紅葉館」とゆったりと寛いで欲しいとの意味を込めた「きらくや」を一体化させ「紅葉館きらくや」と命名してスタートした。そのころ、一泊朝食旅館は珍しく新しいもの好きのお客様に救われ順調に客足を伸ばした。
一泊朝食旅館としての歴史は長いです! 和食を中心とした朝食バイキング

1996年 紅葉館きらくや 1泊朝食旅館としてリニューアル開店

ここ20年間の大きな変化。
インターネットの発達
初めは自社独自で予約を受けていた。しかし、じゃらん・楽天などの旅館予約集合サイトに押され、
それらネットエージェントからの予約に取って変わった。
更にネット速度の高速化とスマホの発達により若者を中心にネット・スマホ活用が広がった。
チェーンホテルの出現
スーパー、コンビニから始まったチェーンストアはファミリーレストランに広がりホテルもチェーン化が進んだ。
更に立ち行かなくなったホテルを安く買い取り、リニューアル再生して安売りするホテルも出現した。そして価格破壊が進行しつつある。
人手不足の時代
現在、どの業種も人手不足が続く。そんな時、収容人員ではなく旅館のスタッフに合わせて元来の一泊二食のお客様をお請けする一方で、
手が足りず、受け切れない部屋は安く食事なしで宿泊させる旅館が増えてきた。言わば消極的一泊朝食旅館である。
磐梯熱海地区の変化
当館が一泊朝食旅館を始めた頃は飲食店も多く、小型スーパーも二軒あった。しかしスーパーは無くなり飲食店も半減し、
夕食を館外で取り難くなってきた。ネットのスキルを必要とするネット予約が出来ない旅館はここ数年で脱落し、脱落は更に進むだろう。
マンガによるコンセプト紹介
1泊朝食旅館としてリニューアル開店した際の、マンガによるコンセプトもご紹介しております。
マンガによるコンセプト紹介ページはこちら
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2018年 今後のきらくやの方向は?

さらに愛されるきらくやを目指して。
食事の多様化
いつの間にかお客様は館内で食事するスタイルから、食事してからチェックインするか、コンビニから弁当を持ち込む様に変化した。人手を増やさずに対応するため「やど弁プラン」なる、「どうぞ客室で当館自家製の弁当をお召し上がり下さい。」というスタイルを企画した。
サイトのリニューアル
ネットの高速化に伴い、スマホは今までのパソコンに替わったツールとなった。過去には携帯画面などもあったが、
レスポンシブデザイン(一つのプログラムでパソコン、スマホに対応)の採用が必要になった。
低価格化に対応
都市圏のホテルでは需給に応じ(繁忙時は高く、閑散期は安く)変化させる料金体系に変化している。当旅館もその様な料金形態にした。
当館最大の顧客であるインターネットと無縁の年配の顧客料金をどのように決めるか?課題が残る。
やど弁が人気!