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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

第110号安積OB美術展開催中、9月13日まで。

▼安積OB美術展開催中。是非、安積歴史博物館に来て下さい。

▼この三月末熊田喜宣福島大教授の退官記念個展を福島に見に行った。彼の数十年にわたる美術作品の集大成であった。

▼その時ふと浮かんだアイデアは日ごろ私がお手伝いする安積歴史博物館で展覧会を出来ないかと言う事であった。

▼幸い年度末、理事長他、周りを説得して本年の安積歴史博物館の事業計画に展示ギャラリーの設置を盛り込ませていただいた。

▼博物館開館以来二五年の積もりに積もった未処分堆積物は1教室分あった。三年前はひとりの事務員さんで切り盛りしていた博物館。現在は5人でワークシェア(細切れ勤務)をしている。五人が共同で作業して堆積物の山を無くし、南向きの会議室を自由に使える展示ギャラリーとして八月中旬に完成をさせた。

▼同時並行で熊田喜宣、七海晧奘74期を中心に『安積OB美術展』の企画運営の計画を進行して頂いた。大先輩久間木正範実行委員長54期の下、渋谷洋吾70期、七海晧奘両副委員長、熊田喜宣事務局長と組織を固め出展者人選をすすめ、出展依頼状を6月末に発送した。その後熊田には福島から何度となく通って頂きポスター(今泉勝行88期安積高美術教師のエッチングによる博物館)、案内葉書、出展者プログラム等全て作成してもらった。

▼八月二七日出展者が集まり飾り付け。出展者三三名。おおむね三つに分類される。岩谷徹67期に代表されるプロの美術家。その対極がアマ美術家。定年後絵を始めたと言う梅田秀男73期元安積高校長など。その中間が学校美術の教師達であった。

▼翌二八日報道機関への働きかけと共にオープンセレモニーを行った。山口勇理事長、仲村哲郎館長、鈴木仁学校長、久間木実行委員長がテープカット。思いつきで急遽安積高美術部の女生徒に介添えをお願いし、手袋と鋏を渡して頂いた。ジジイの私ではサマにならない。ああ、共学校になって良かったと思った瞬間であった。

▼安積歴史博物館通常の土曜はほとんど県外から、多くても二十名の来館者。二九日は私の当番日この日は途切れる事無く美術館目当てのお客様で六〇名に達した。

▼横井浩70期が水田荘介画集の在庫が故人宅にある筈、販売していくらでも資金を稼げという。旧知の周子未亡人に甘えて百冊を無償で譲り受けた。

▼ともあれ美術関係者、歴史博物館役員、事務局員一体になってOB美術展が開催となった。感謝。
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