今回は柏屋社長本名幹司氏のはなしでした。
珍しく、柏屋開成店への移動モーニングセミナーでした。何と社長夫人自ら出来たてのうすかわ饅頭を皆さまに入口で配布致しております・
さてタイトルの答えだが一日薄皮饅頭は何個作るでしょう?5,000個?1万個?3万個?いいえ10万個以上です。年に4千万個だそうです。
郡山では昭和60年8月5日に大洪水で阿武隈川に接続する逢瀬川の堤防が決壊、食品工業団地が水没しました。柏屋さんも一階は水につかり菓子製造機他、すべてが全滅。従業員は2階に避難して救助のボートが来て、当時常務だった幹司さんは家に帰ったのは夜の9時過ぎ。眠れない夜を過ごし会社に出勤したら足首程度に引いた水の中の工場で、既に片づけをする社員が居た。あぁ、私には立派な社員と言う財産が有るのだ・・。ひと月後、その水害の後始末を終えたに幹司氏は『立派にやった。お前が社長になれ!』と言われた。
泥だらけになった、工場備品その他を社員の他、取引先のメンテナンス会社が災害復興に尽くして下さった。請求額ははたしていくらになるのだろう。しかし有難い事にどの会社からも一銭の請求もこなかったのです。(あなたの会社には世話になっているから)
そうだろうなぁ、社長4代目善兵衛(洋一)さん、副社長欣二さん、専務昇三さん、みんな良い人を超えた心温かい人達なのです。