同じテノールだが五十嵐喜芳では無い。五十嵐質屋の五十嵐力君である。ピアノの大友明菜さんの伴奏で朗々とまで行かないがテナーソロのレパートリーを唄う。
それを真面目に友人の本名幹司君がビデオに撮り、山口哲司君夫婦がサポートし、そして小平一夫君がプログラムを渡す。まさに総出でお手伝い。
マラソンに例えれば2時間10分のプロ級がマリオ・デル=モナコで、昔の日本のなら藤原義江だぁ。プロ級のマラソンランナーは2時間6分で走る時、アマチュアは4時間でも5時間でも許される。
それをクラシックソロコンサートでやっちゃたのが五十嵐力である。恥ずかしげも無く4時間で走るテナー歌手が五十嵐力である。
昨年よりはマラソンタイムで30分程早く成ったかな。
終わってから本人とお手伝いボランティアとで珍満でご苦労会をやったそうな。
蛇足だが私は「リサイタル」と名付けた方が良いと思うのだが。
mi-mama
2011年11月5日
楽都郡山は、こんな音楽ファンに支えられているのですね。
プロ未満、アマよりチョイ上の層の厚さは、凄い。
演奏家もたくさんいるし、支える方もいっぱい。
もしかしたら、今の小中高生たちの快挙は、この世代の功績なのかもしれませんね。
子どもの世代や孫の世代に、音楽の魅力が伝わっているのでしょう。素晴らしいことですね。