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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

琴奨菊優勝の覚書

私の相撲への想いは大変ふるい。

昭和27年正月場所の千秋楽、13勝1敗の横綱鏡里と14戦全勝の大関吉葉山が激突した。吉葉山が勝ち晴れて横綱になった。当時小学校4年生の私はその模様を友人の家のこたつの中でラジオで聞いていた。蛇足だがその頃は福島県人は平出身の時津山と福島出身の信夫山を応援することになって居た。

今は便利な世の中になったものである。その鏡里対吉葉山戦をyoutubeで見る事が出来るのだ。

それから64年、旧友の誘いで大相撲を観戦に行った。

国技館を訪れたその日は10日目、注目は9戦全勝の琴奨菊であった。何しろ日本人の幕内最高優勝は10年間遠ざかって居るのである。そして琴奨菊は横綱鶴竜を撃破。しばらくテレビでの大相撲観戦から遠ざかって居た私も琴奨菊の優勝を夢見てその日以降の五日間を欠かさず見る事にして両国国技館を後にした。

さて、11日目、琴奨菊は同じく全勝の横綱白鵬と早くも対戦。ここで白鵬を破り優勝への期待はかなりの確信へと変わる。12日目、日馬富士も破り優勝はほぼ確定。しかし13日目盟友豊ノ島に負ける。でも彼は動じない。14日15日と勝って14勝1敗での10年振りの日本人力士優勝を決めた。

その後のテレビ報道では彼の優勝は決してフロックではなく。トレーニングで体を鍛えたり、集中力を高めるメンタルトレーニング、琴バウアーを導入したり、美人妻を貰って俄然、意欲に火が付いたりと、今後の琴奨菊からはしばらく目を離せない。

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