新樹会代表、渡邉五郎三郎氏の講演

渡邉五郎三郎先生は９２歳を過ぎた。最近は年に何十回も講演をこなす。

３月１１日は盛岡に向う新幹線電車の中に居た。新幹線に何時間も閉じ込められ、そこから高架橋を２時間ほど歩いてバスへ。バスで数時間して盛岡へ。盛岡で友人宅へ宿泊。勿論講義は行われずその後２日ほどして、鎌倉自宅へ帰った。それを話したのは通常は上記の如く立って講義を行うが腰を痛めたから「座って話す事を許して欲しい」と詫びるためであった。「先生ほどご年齢でしたら気になさらずに」と言いたいが師である安岡正篤が死ぬまで立って講義をしたから許さないらしい。ちなみにどんなに暑くともワイシャッツにカフス、ネクタイ着用。クールビズと言う、言葉は渡邉辞書には無いのである。
この日は「安岡正篤＝日本人の精神」を講義した。先生にはすまないが話しの内容は上の空、講義の姿勢を見ているだけで私は色々学ぶのである。９２歳の師。長生きを祈るばかりである。