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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

第99号 暑い夏、お元気ですか!?

▼モノ好きにも私は本年も東京桑野会に出席し、使命感に燃え、自ら進んで、『朝河顕彰協会編ー今に生きる朝河貫一―その生涯と業績』五百円を同窓生に頒布に出掛けた。この本は簡潔明瞭な朝河貫一紹介の本である

▼恥ずかしい事に私は昨年の東京桑野会古川清会長の挨拶を聞くまでは朝河貫一と言う大先輩には何の興味を持たなかった。しかし古川会長のこの話から朝河の功績の一端を知り俄然興味を持ち始めたのである。

▼以下94号と重複するが、遅ればせながら阿部善雄50期著『最後の「日本人」』矢吹晋70期著『ポーツマスから消された男』清水美和著『「驕る日本」と闘った男』を読んだ。矢吹晋の入来文書・出版記念講演会がありさらに理解を深めた。彼の功績は「黄熱病の研究」野口英世のようにひとくちに説明出来ない難しさがある。しかし軍国化の道を突き進む日本に懸命に危険信号を送り続けた偉大な思想家である事を知った。もっと朝河貫一が後世に残した役割を世に知らせなければならないと言う思いに駆られた。

▼私は最後に『朝河顕彰協会編ー今に生きる朝河貫一―その生涯と業績』に出会ったのである。これは私にとって大変幸いな事であった。朝河をろくに理解せず先に『顕彰協会』を知っていたら、義理のおざなりの手伝いに終始していただろう。

▼現在米大統領は十七年イエール出身者が続く。来年は朝河がイエール大の講師として教壇に立った百周年を記念してイエール大キャンパス内に「朝河記念平和庭園」が完成する。それに合わせ朝河が眠るニューヘブンには訪問団が組織される予定と聞く。

▼私も桑野会の末席を汚す一人として是非参加したい。しかしそれにはもっと朝河への理解を深めたい。多少なりとも朝河顕彰協会の役に立ちたい。それが今に生きる朝河貫一頒布の動機だったのである。

▼八月十二日十三日『絵本ワールドインふくしま』がビッグパレットで開催された。絵本作家本信公久?が十二日午前午後に講演した。暇を作って様子を見に行った。自分の原画を一枚づつ解説。その後、サイン会。絵本作家は大変だ。自分の名前のサインだけで無く子供の希望を聞きながら動物の絵を描く長蛇の列である。

▼蛇足だがアマゾンを調べると本信が絵を描いた絵本は二八冊出てくる。

▼安積桑野会平成一八年度総会が九月九日午後一時半受付安積歴史博物館で開催される。懇親会は午後五時より郡山ビューホテルで会費五千円。事務局より案内葉書を預かったがこの豆新聞で連絡に替える。ここでも今に生きる朝河貫一頒布する予定

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