お電話でのお問い合わせ(8:30~21:30) TEL:024-984-2130

「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

きらくばなし「10号」==マナーの悪い客==

▼最近わがままなお客様が増えて来て対応に苦慮する事がある。

▼中年のお客様が怒り顔で風呂から飛び出してきた。「(一緒に風呂に居た)若い客は生意気だ。あんなの風呂を使わせるな」「そうは言われましてもむこうもお客様ですから」「言い方が気にくわねぇ」

▼続いて若いお客様「わたしがぬる湯に入っていたんですよ。そしたらサウナから出てきたお客様がからだちゅう汗びっしょりなのに汗を流さないでジャポっと入ってきて、それで注意したら逆切れされちゃって・・・」「あぁ、その方さっき怒って帰って行きました」「あっ、そうですか」

▼この場合、自分のマナーの悪さを注意され、怒り出した中年客が明らかに悪い。しかしこの手のお客様が増えていてそれをうっかり注意できない。

▼マナーが悪いを突き詰めると、身勝手、自分さえよければ、今の言葉で言うとジコチュウ(自己中心)となる。一泊朝食旅館にした当初、「食べ物の持ち込みは自由です」とした。ある日火災報知器が鳴った。その部屋に行ったら湯気もうもうで鍋料理をしていた。注意したら帰って来た答えが「持込みは自由でしょう」と言うのである。だからうっかり「自由」と言う言葉は使えない。そして「持ち込みお断り」と成ってしまった。(限度をわきまえれば良いと思っているんですよ。)

▼自分の車の灰皿からタバコの吸殻を駐車場の地面にゴッソリ置いて行く人。子供の紙おむつを袋にも入れず臭いまま捨てて行く人。こうして、かつては犬猫の宿泊をさせて居た当旅館も一部のわがままな犬猫愛好者に部屋を汚され開き直られ、動物の宿泊をやめた。

▼他人と一緒になるのだから、最低限のルールは守り快適に宿泊願いたいと思うばかりである。
紅葉館きらくや建物全景
PDF版はこちらから元輝新報07年11月号をクリック

コメントを残す

※メールアドレスは公開されません

TOP