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「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

きらくばなし「12号」==禁煙旅館を目差して1==

▼前号で「禁煙旅館にしようかな」と言う事を書いた。最近は喫煙者が禁煙者に遠慮するような風潮が出てきたからである。今までは煙草を吸うのに周囲に断りも無く火を付けた。家庭内でもそうであった。ところが女性の方が強くなったせいか、お父さんは家の中で勝手に煙草を吸えなくなった。

▼家の新築と同時に家の中で喫煙出来なくしたとか、車の買換えと共に禁煙車にしたと言う話も聞いた。そんな家族が当館に宿泊した。朝、煙草を持って『灰皿は何処ですか』とお父さんがフロントに来た。新築家屋の延長で宿泊部屋でも奥さんと娘さんの前で煙草を吸えないとの事。しかしそんな例はまだ少ない。日本ではまだまだ喫煙者に寛容である。

▼東北新幹線は全車両が禁煙になったがその変遷の過程は興味深い。はじめは禁煙車両は少なかった。しかし喫煙者も汚れた空気を嫌って禁煙車両を利用するように変化したのである。そうなると喫煙車両はさらに煙が充満し皆が禁煙車両を利用する。そして喫煙車両は淘汰されたのである。

▼ホテルの客室定員は1人〜2人だから客室の禁煙化はそう面倒ではない。しかし旅館の和室は定員が多い。当然客室には灰皿が置いてあり喫煙者はなんの遠慮も無く当たり前のように喫煙をする。しかし前の例のように喫煙者が禁煙者に気配りして同室者に「煙草を吸ってよいですか」聞く社会的風潮が現れてきた。いよいよ禁煙和室が始められるかな?
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