お電話でのお問い合わせ(8:30~21:30) TEL:024-984-2130

「三谷幸喜のありふれた生活」の向こうを張って「きらくや社長の月並みな生活」を初めました。2008年1月からきらくに思いつきで始めました。どうぞご笑覧下さい。

街こおりやま平成20年3月号その1

『街こおりやま』2月号ボリュームが大きいので半分ずつ掲載
==以下==
●わが旅館のトレードマークは猫である。『なぜ猫なの』とお客様によく聞かれる。平成8年に個人型旅館きらくやに変えた時、ねこをデザインを使った.

● これまでの旅館は団体・遅着早発・せかせか・金銭消費型。これからは個人・早着遅発・のんびり・時間消費型に変わるだろうと予測して、旅館の形態を変えようとしていた時、日なたでデレーッと眠る飼い猫パフをみて思い立った。お客様にはこの猫のようにのんびりくつろいでほしいという思いである。絵心がある家内がさっと下絵を書き、デザイナーに任せてトレードマークが出来た。

●パフとの出会いはいまから20年以上も前にさかのぼる。宴会場の天井裏をゴトゴト動物が駆け回る音がした。私たちが子供の頃は鼠が出没し、天井裏で運動会をしたものである。あの大型版でどうやら猫が棲んでいるらしい。動物駆除会社から大型のイタチ取りカゴを借りてきた。

●マグロの切り身をえさにぶら下げると最初にボスの超大型の黒猫が捕獲された。車のトランクにオリごと入れて、10Kmほど離れた喜久田の町内にもって行き離した。『ここで生活しろよ』トランクの床は怯えたネコの小便でグッチョリ濡れていた。

● このようにして2日くらいのウチに都合5匹の成猫が捕まり、上戸、岩根、日和田と(その地区の人にはスミマセン)放してきた。その後、餌を貰えなく腹を空かせた子猫が3匹ニャアニャアと天井裏から出てきて、宴会場屋根裏運動会はおさまった。子猫たちを捨てるに忍びなくそのうちの1匹を我が家で育てる事とした。それがパフとの出会いである。

その2に続く↓

コメントを残す

※メールアドレスは公開されません

TOP